しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

少量被爆の影響が出るのは、早くても四年後だ

少量被爆の影響が出るのは、早くても四年後だ

少量の放射線を長い期間浴び続けた場合、どのような障害が出るかについては、まだ科学的に解明できていない。つまり、「腐っているかどうか不明な水を子供に飲ませてよい」というのは野蛮人の選択であり、何らかの悪影響を及ぼす可能性がある以上、被曝を未然に防ぐ努力が必要だ。 「気にしなくても大丈夫。心配しすぎ」などと言っている人は、政府が繰り返していた「ただちに影響はない」の言葉の意味を取り違えている。チェルノブイリ原発事故では、事故から4年経ってから15歳未満の甲状腺がんが急増した。福島の場合も、放射線を浴びて時間が経ってから「晩発性障害」として、2015年頃から何らかの症状が出始めると考えられる。 『反被爆宣言』武田邦彦著 双葉社刊 2012年 より