しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

遺伝子組み換えの可能性がある米英加の農産物 トウモロコシ 大豆 菜種 綿 本年4月1日より遺伝子組み換え表示がNGに

遺伝子組み換えの可能性がある米英加の農産物 トウモロコシ 大豆 菜種 綿 本年4月1日より遺伝子組み換え表示がNGに なぜGM(Genetic Modified)不使用表示を禁止するのか? こうして私たち自身がよりよい食生活を選択することが、リスクの多い今の時代においてはますます重要になっている。ところが、消費者のそんな努力をあざ笑うかのように、政策の後退は続いている。食品表示規制緩和だ。 まず、遺伝子組み換え(GM)不使用表示が2023年4月1日からできなくなる。EUはじめ多くの国々はGMを拒否している。一方、日本はGM認可数世界一だ。日本の消費者たち「GM不使用」表示の食品を選ぶことで防衛してきた。 もともと非GM食品表示であっても、米国からの輸入作物では5%未満のGMの混入は避けられないとの主張を受け、日本は「混入率5%未満」なら「GM不使用」の表示をしてもよいということにしてきた。ところが2018年、消費者庁は混入率0%でなければ表示はできないと 厳格化した。 米国からの分別品は「5%未満GM混入」のままなので、米国産作物を使っていたら「GM不使用」の表示はできなくなる。そうなれば、価格が高騰しやすく供給が不安定になりがちな非 GM作物をわざわざ使用せず、GM作物を使う企業が増えるだろう。消費者に知らず知らずのうちに、非GM食品を受け入れさせるため表示をできなくする圧力があったと思われる。 なお、日本ではGM栽培は行われていないため、国産100%なら「GM不使用」と表示できる。消費者は国産100%を選び、GM生産させない日本であり続けたい。 『Renaisance Vol.13』ダイレクト出版 危ない食品を見分ける技術 安田節子氏より R050519