しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

瓦礫を受け入れる自治体は数値をすべて明らかにせよ

瓦礫を受け入れる自治体は数値をすべて明らかにせよ 瓦礫1㎏8000ベクレルが放射線量の基準値なので、東日本大震災の瓦礫総量2300万トンでは拡散量は約200兆ベクレルになり、日本人ひとりあたり150万ベクレルに相当する。これは1㎏40ベクレルというまともな食材汚染の限界からいうと、 1人あたり37年間、汚染された食事をすることを意味する。 また山形県と東京都が瓦礫を引き受けているが、かりに山形市が半分を引き受けたら、収入はかなり得られるだろうが、その代わり山形市の汚染は1平方mあたり24万ベクレルと規制値の6倍、警戒領域の60倍にも達する。 この計算に反論がある自治体は、その前に「瓦礫を引き受けたら放射線量が現状の何倍になり、付近の住民はどのくらい被曝するか」という数値をあきらかにするべきだ。 『反被爆宣言』武田邦彦著 双葉社刊 2012年 より