しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

空間線量、X線やCTなど一瞬浴びるだけの放射線量と比較するのは危険な発想

空間線量、X線やCTなど一瞬浴びるだけの放射線量と比較するのは危険な発想

原発事故直後、福島市内の放射線量で1時間あたり20マイクロシーベルトという値が出たとき、ある専門家は、「1回の胃のレントゲン検査で浴びるのは600マイクロシーベルトである」と発言し、「したがって20マイクロシーベルトは大して問題ではない」と言っていたが、この専門家は「掛け算」することを忘れている。 そこに暮らす人々は、20マイクロを24時間365日浴び続けており、年間17万5200マイクロシーベルト(175.2ミリシーベルト )にもなる。しかもこれには内部被曝は入っていない。 『反被爆宣言』武田邦彦著 双葉社刊 2012年 より