ひとつの食材を拳げて「何日貪ぺ続けても大丈夫」などとするのは「被爆を低く見せるトリック」である

ひとつの食材を拳げて「何日貪ぺ続けても大丈夫」などとするのは「被爆を低く見せるトリック」である

「500ベクレルの肉を1年毎 食べ続けても安全」といった発言をよく聞くが、このような計算はマスコミも無自覚にまき散らすダマシの計算といえる。食品などの安全基準はその人が年間食べる総量に対しての線量を算出しなくてはならない。 これだけ広範囲に放射性物質がばらまかれている状況で、ひとつの食材のみ汚染されている仮定で計算をするのは、現実的ではない。 『反被爆宣言』武田邦彦著　双葉社刊　2012年　より