原発は原爆の千倍以上の威力を持っている 
原子爆弾も原子力発電所も核分裂によって発生するエネルギーを利用する点では同じである。違う点は何かというと、「ウラン235」の濃度である 。原爆は90％以上であるので、核兵器として使用すると核爆発を起こすが、原発では4％程度なので、そのままでは核爆発は起こらない。 ところが、濃度の低いウラン235でも臨界に達すると、高熱で圧力が上がり、強い放射能を持った溶液が大量に発生する。そうなると原爆の千倍以上の威力の核爆発が起こることになる。 反被爆宣言』武田邦彦著 双葉社刊 2012年 より
