しあわせみんな 三号店

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がんになった理由は医者にもわからない

がんになった理由は医者にもわからない 医者は「治療の専門家」ですが、「健康の専門家」ではありません。ですから「病気になった人をどうするか」というところから関わるわけです。さらに、日本の国民皆保険制度の中には「病気にならないために施す医療」の項はありません。つまり「健康な人をつくる」という医療は、日本にはほとんどないのです。 ここで、日本人の死亡原因を見てみましょう。2020年の1位はがんで、年間38万人が亡くなりました。

以下、心疾患、老哀、脳血管疾患と続きますが、そもそもなぜがんになってしまうのでしょうか。この問題はなおざりにされていて、がんの専門医ですら「がんの原因は遺伝子です」と言うのです。 実は私は、胃がんになったことがあります。担当医に「私の家系にがんの人は誰もいませんが、それでもがんは遺伝子が原因の病気なのですか? なぜ私は乳がんや腎臓がんなどではなくて、胃がんになったのですか?」と尋ねると、「分からない」という答えでした。 現代の学説では、「細胞が分裂する際に、遺伝子のコピーエラーが起き、それが累積してがんになった 」という説がまかり通っています。それは真実でしょうか。 厚生労働省のホームページには、「酒」と「たばこ」はがんの原因になると出ています。さらに、要約すると「いつ、誰がなるか分からない」「年を取れば取るほどがんになるリスクが高くなる」、そして「遺伝子病だからどんな理由でなるのか分からない。だから、予防が大事だ」とあります。ここでいう「予防」とは「早期発見、早期治療」のことであって、「小さいがんのうちに取ってしまえ。治してしまえ」ということです。それは本当に予防なのでしょうか。原因が分からないものを予防することはできませんし、いくら小さくてもがんを取るとなれば、それはもう予防ではなく治療です。 『Renaisance Vol.13』ダイレクト出版 「食と病気と日本人 癌が増えた理由とは」 吉野敏明氏より R050610