しあわせみんな 三号店

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『 ビハインド・ザ・コーヴ』が暴いた捕鯨問題の舞台裏

『 ビハインド・ザ・コーヴ』が暴いた捕鯨問題の舞台裏 「映像の借りは映像で返す」と敢然と立ち上がり、『ザ・コーヴ』の舞台である和歌山県太地町に乗り込んだのが八木景子監督だ。 一筋縄ではいかない撮影だったが、淡々と疑問を追い、捕鯨支持派のみならず反捕鯨団体幹部にもひるまずインタビューを敢行。2015年、映両「ビハインド・ザ・コーヴ」を 発表し、この問題の裏にある冊を見事に浮かびあがらせた。 特に衝撃的だったのは、アメリカが日本の捕鯨をやり玉にあげ始めたきっかけが、ベトナム戦争中の1972年、ストックホルムでの国連人間環境会議であったという内容。そのまま環境会議に突入すれば、ベトナムに枯菓剤を撒きまくつている自国が糾弾されることが明らかだったアメリカは、そこから目を背けさせるために日本の捕鯨を急遽、議題に追加し、スケープゴートにした。ご丁寧に、アメリカは同年、海洋哺乳類保護法を施行している。その裏で、ミサイルや衛星の潤滑油として使用するマッコウクジラの頭油を日本から輸入していたというから、ご都合主義に開いた口が塞がらない。 『Renaisance Vol.13』ダイレクト出版 「消えゆく日本の伝統食」野生肉の復活を 葛城奈海氏より R050601