しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

免疫の常識は間違っている

免疫の常識は間違っている もう一つ考えたい点は「食」です。日本人は昔から米や味噌、醤油や魚などを食べてきました。ですから長い歴史のなかで、そういうものに対して本人の身体は適応しています。ミカンやリンゴというような従来からある果物も同じです。 ところが、現代は地球の裏側からもいろいろな食材が日本に向けて輸出されてきます。 そうでなくとも10世紀から15世紀ぐらいには南北アメリカからの物質の移動がいくらか行われていて、大航海時代以降はジャガイモやピーマンなどいろいろな食材が南アメリカ大陸から日本へやって来ました。 最近は見たことがないような果物も数多く出回っています。 こういった食材には当然、それまで日本人が食べたことのないようなものが入っています。それらの食材の成分のなかには、それまでの日本人とは関係のなかった成分もあるわけですが、その未知の成分を身体はどう受け取るのか。

なかには若干の毒性があったりするものもあります。それに対して強い拒否反応を示す抗体をつくるということになれば、人間は十分な配慮をして慎重に食べ物を選ばなければいけないということになります。 食べ物にも様々なアレルギーはあるわけで、免疫という意味ではウイルスとも細菌とも違いはありません。 そして「細菌やウイルスも人間にとっては極めて大切なものである」という、その関係がある限り、外から異物が入ってきたらそれを排斥するシステム「抗原抗体反応」を使ってワクチンをつくるというのは基本的な概念が間違っているのです。 『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊 20240327  P97