しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

死亡した白バイ警官、最高速度100キロの“通達”の中…120キロで直進して衝突、右折のトラック側「高速のバイクの接近を予見し、回避は不可能」

死亡した白バイ警官、最高速度100キロの“通達”の中…120キロで直進して衝突、右折のトラック側「高速のバイクの接近を予見し、回避は不可能」



おととし9月、北海道苫小牧市の交差点で、白バイと衝突し、警察官を死亡させた罪に問われている大型トラックの運転手の裁判…白バイの時速は約120キロでしたが、北海道警察は事故防止に向け、最高速度を100キロとする通達をしていたことなどがわかりました。 砂川市の無職、谷口訓(さとし)被告55歳は、おととし9月、苫小牧市柏原の道道で大型トラックを運転中、信号機のない丁字路交差点で右折しようとした際、反対車線を直進してきた白バイと衝突。 白バイに乗っていた当時32歳の男性警察官を死亡させた過失運転致死の罪に問われています。 この事故をめぐり、検察は去年3月、谷口被告を不起訴処分としましたが、検察審査会への申し立てを受けて再捜査した結果、5月8日付で在宅起訴していました。 次なる急騰株を探している方必見!機関投資家を先読みする方法とは? 次なる急騰株を探している方必見!機関投資家を先読みする方法とは? これまでの公判で弁護側は「時速120キロという高速のバイクの接近を予見し、回避することは不可能、被告に過失はない」と無罪を主張。 これに対し、検察は「当時、白バイは警ら中で、赤色灯を点灯させながら、118キロほどで走行していたが、トラックを見つけて、88キロまで減速した。トラックは、右折先の反対車線に停止していた車両の内側を進行しようとして、安全確認を怠り、事故が起きた」と指摘していました。 2日午後の公判では、主に証拠調べが行われ、検察は、下記の調書などを提出、証拠として採用されました。 ・実況見分調書 被告立ち合いのもと、低速度で当時の状況を再現 ・ドライブレコーダーの映像 ・「被告に反省して欲しい」などと述べた男性警察官の妻の供述調書 ・谷口被告の供述調書など この中で検察は、事故直前の白バイの速度118キロについて、警ら中で、法律上は問題ないとしながらも、北海道警察は事故防止に向け、最高速度は100キロの通達を白バイにしていたことも新たに明らかにしました。 当時、この通達を20キロ近く超える速度で走行するほどの緊急性が白バイにあったのかなどは、説明されていません。 その後、検察が事故の目撃者の証人尋問を求めたの対し、弁護側は「事故態様に争いはないため、目撃者の証言は、被告の過失を明らかにするものではなく、不必要」と反論。 主張が分かれましたが、札幌地裁は証拠として採用したため、12月1日に予定の次回の公判で、目撃者の証人尋問が行われます。 普段、バイクを使用している身としては、『敵』ながらこの記事を読む限りでは、信号機のない交差点でトラックが右折しようとしているところに、白バイが突っ込んだとのことです。 北海道は、皆さんもご承知でしょうが、走行速度が極めて速く、恐らく見通しの良い国道であれば、殆どの車両は、100㎞/hを超えて運行していると言っても過言ではないかもしれせん。 バイク乗りとしては、白バイで警邏中の警察官は、道警が100キロを推奨していても、実際の車両や道の「流れ」に沿って、運航していたのだと思います。 お亡くなりになった警察官には哀悼の意を表しますが、信号機のない交差点、ということからも、恐らく地方都市の道路であり、普段の道の流れが、高速であったと推察いたします。 この場合には、双方に注意義務があったのでしょう。 私も、人ごとではなく、安全運転に努めたいと思います。 重ねて、殉職された警察官には、謹んでお悔やみ申し上げます。