しあわせみんな 三号店

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「mRNAワクチン」の安全性は?

「mRNAワクチン」の安全性は? ここまで記してきたようにワクチン接種自体に倫理的な問題があり、しかも有効かどうかもまったく不透明で、これによって集団免疫を獲得するという理論も矛盾したものであるとなった時に、学校や職場での集団接種は無意味となります。 医療関係者もワクチンを打たないほうがいいということになるわけですが、こうした点についての十分な議論は行われていません。それが大きな問題なのです。 問題はそれだけではありません。新型コロナ禍ではファイザー社とモデルナ社が開発したという「mRNAワクチン」が使用されたわけですが、mRNAワクチンが実際に大規模接種されるのは今回が初めてのことでした。 ワクチンの歴史は非常に古く、18世紀に天然痘ワクチンを開発者したエドワード・ジェンナーからはじまります。以来、生ワクチンと言われるウイルス自体を培養して薄めるか、もしくはウイルスの毒性を弱めるか、ウイルスを死滅させて殻だけを打つというようなワクチンが使われてきました 。 そして次に、遺伝子を打つ、つまり情報を打つという形のワクチンmRNAワクチンが投入されたのです。今までにもRNA型ワクチンというのはいろいろと開発されてきたものの、すべて治験で認可を取れていませんでした 。つまり「安全ではない」ということになっていたのです。 では、この10年ぐらいの間「安全ではない」と言われていたRNAワクチンが 、なぜこのたびの新型コロナウイルスに対しては「 安全だ」ということになったのか。 さらに今回のワクチン開発では、治験期間の短さも指摘しておかなければなりません。 通常はどんな薬もワクチンも治験期間というものがあります。人間に対して使用するわけですから、それを使う時には安心して使うことができなければいけません。 そのために治験が行われるのですが、新型コロナワクチンについては治験が終わっていないにもかかわらず緊急に認可されました。 これについては「政治的に認可した」という話がありますが、科学は政治とは違います。ですから、政治的に認可するということは本来不可能であるはずです。科学的根拠を政治が覆したのであれば、それは科学ではなく、ただの「政治」でしかありません。 政治的に認可をしたのであれば、その責任は誰がどのように 取るのか。 政治と科学を天秤にかけて治験の委員が決めたのであれば、その治験の委員の責任になりますが、そうであればもし何か重大な副反応が広範に起こるなどの欠陥が発覚した場合、その委員なり政治なりがどのような補償をするのか。 このようなことを、ワクチン接種が開始される前に明らかにしておくべきでした。

XBBワクチン接種:the road to self-destruction | ゆうき内科クリニック (yuki-clinic.jp) 『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊 20240325  P92