しあわせみんな 三号店

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感染者数も、死亡者数も「不明」 (状況証拠から見た推論)

感染者数も、死亡者数も「不明」 (状況証拠から見た推論) 「とても感染とはいえない状態であっても陽性と判定する」「交通事故で亡くなっても新型コロナの死者にカウントされる」というようなことが行われてしまうと、私のような理系思考で考える人間からすれば新型コロナウイルスの患者数も死亡数も「不明」ということになってしまいます。 データから推定して考えることもできますが、推定のところで誤れば結論も異なってしまうため、科学の訓練を受けた誠実な 人はデータを使えなくなります。 かろうじて言えそうなのは、「日本人の新型コロナウイルス感染者は2020年の8月から2021年の8月までの1年間でみるとだいたい100万人だが、PCR検査は過剰に患者数を示すので、実際の患者は100万人以下だった」ということぐら いでしょうか。 そして前章で取り上げてきたように「なぜ大きな効果が期待できないワクチンを強制的に打つことになったのか」という疑問も残されたままです。 ①  武漢でウイルスが発生した ②  検査で患者数を過剰に増やすような条件を使っている ③  死亡診断書が今までとはまったく違う基準によって新型コロナによる死者を実際以上に多く見せかけた ④  これまで日本人で一人も打ってこなかったコロナウイルス=風邪のワクチンを、日本人全員に打つという、それまでとは180度異なる方針を打ち出した ⑤  2023年5月に日本での治験が終わるとしていた新型コロナワ クチンを、2021年に前倒しして本格的に使いはじめた こうしたことをすべて合わせると、次のような推定もできます。 「故意に人工的な新しいウイルスをつくり、その感染者をなんらかの方法で全世界に増やし、厳しすぎる基準のPCR検査で患者数、死亡者も水増しする。それによって風邪では1回もワクチンは使ったことがなく、しかもmRNAワクチンというこれまでに使ったことのない技術によってつくられたものを全世界の人たちに接種した。これは誰か特定のグループが慎重な計画をして進めた」。 陰謀論と非難されるかもしれない推定ですが、現在のような不確かなデータからはこう考えることも可能なわけです。「そういった陰謀は存在しない」と反論するのであれば、より正確なデータをもっともっと出していく必要があるでしょう。 民王主義社会において、説明とそれに対する納得というのは非常に重要です。国民が主権を持っているわけですからその主権者に対して為政者や特定のグループが何かしらの事実を隠すことは許されるものではありません。 そしてデータが揃っていない場合、本物の科学者であれば「わからない」と答えるか、「私の考えは推定です」と答えます。不確かなデータにもかかわらず、答えを断定するのは科学者ではありません。 これが理系思考の本質であり、ぜひ皆さんにも身に着けていただきたい思考習慣なのです。 『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊 20240331  P110