しあわせみんな 三号店

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(当初、武漢肺炎を)専門家は「強めの風邪」と考えていた

(当初、武漢肺炎を)専門家は「強めの風邪」と考えていた 2019年の暮れに中国で新しいタイプの風邪が発生しました。新聞テレビはおおげさに伝えるのが彼らにとっての「普通」ですから、年明け年(2020)の1月、2月はそのように報道されました。 しかし専門家や科学者は私も含めて、中国から英語の論文が非常にたくさん出されていたのでそれらを丹念に読み、「どうやらさほど酷い風邪ではない。まあ季節性インフルエンザぐらいのもので、これまでに存在していたコロナウイルスが変質してインフルエンザのような風邪になったのだろう」と考えていました。 死亡率にしても、新種のウイルスが出てきた時には必ず最初は高くなります。新種ですからこれに感染した人の全体を把握することができないため、当初は感染者の総数が少なく数えられますし、治療法自体もわからないので死亡率は高いところからスタートするのです。 そうしたことを加味したうえで、多くの専門家たちは「普通の風邪よりは少し強い程度の、新しい風邪が発生した」と思っていたでしょう。 その証拠に、東京都医師会の新型コロナ研究グループは2020年2月13日の時点で、「今度のコロナ風邪は基本的にはインフルエンザなどと同じである」「マスクはこれまでの風邪と同様にあまり効果がない」といった内容が箇条書きにされたレポートを起草し、都民に知らせるためにパンフレットの形にして出していたのです。 この内容については前日の東京都医師会の記者会見で説明されていて、その動画は少なくとも2022年1月23日までは閲覧できています。しかし現在の日本は、憲法で保障されている言論の自由が許されていませんから、政府方針に反するものは削除されるので、心配です。 他にも専門家が新型コロナをさほど重いものと見ていなかった証拠はいくらでもありますし、私自身も当時からそのように考えていました。



ですから、新型コロナを厚生労働省感染症の2類に指定したことには非常に驚きました。むしろインフルエンザと同等の5類ですらないと思っていたのです。 それが「恐ろしい感染症だ」ということに変わっていった理由は何だったのか。一つは、感染拡大当初における中国の病院での描写が極めておおげさだったということがありました。 実際には中国でその後、新型コロナが爆発的に感染拡大して死者がものすごく増えて経済活動や政治活動に大きな障害が出たということはありません。中国の統計はあまり信用できないとはいえ、それでもたいした感染被害ではなかったことは中国が実証しています。 日本でも結果としてはヨーロッパの30分の1ぐらいの世界的にみても非常に低い感染率でおさまりました。PCR検査という実状に反するほど多くの感染を測定するような方法で検査をしても、最初の1年ではおよそ100万人の感染者(正確には感染者ですらなくPCR 陽性者でした)これはインフルエンザなどと比べればずっと感染力が弱いということが言えるわけです。 ちなみに感染者と陽性者の違いは、感染者はウイルスが体内に侵入して増殖をはじめている人のこと、陽性者は増殖状態であるかないかにかかわらずウイルスが体内にある人のことを言います。感染状態でない陽性者はもちろん無症状ですし、感染状態になっても無症状や極めて軽微な症状におさまる人は多くいます。 『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊 20240402  P115