しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

私たちはテレビに支配されている

私たちはテレビに支配されている 新型コロナの騒動においてはっきりしたのは、私たちは民主主義という建前のなかで生きてはいるものの、行動も考え方も感情も、すべてテレビによって支配されているということではないでしょうか。 テレビがおおげさに 煽ったために、一年間に100万人しか感染せず、病気の状態もインフルエンザと同じかそれよりも少し緩いぐらいの風邪であっても、インフルエンザの何十倍もの騒ぎ方をして、道徳的な同調圧力というものが発生する原因にもなりました。 結局のところ大東亜戦争もそういうことだったのです。当時はテレビ ではなく新聞でしたが、騒ぎ 立てて恐怖を煽り、社会を混乱させてミスリードしていったという点では同じです。 後世になって考えれば310万人の死者を出すような戦争を決意すること自体がおかしなことなのですが、当時の朝日新聞などは「開戦しろ、開戦しろ」と民衆を煽ったわけです。 その時に「戦争をしたら310万人が死にます。つまり、あなた方のなかの20人に1人は必ず死ぬのですよ」というような、いわゆる反戦の観点からの報道はしませんでした。 これは今回の新型コロナ騒動においてもまったく同じで、私たちはマスコミに煽られて「悲惨なウイルス」との戦争に突入したのです。

かつての戦争に対してマスコミも政治も深い反省をしていると口では言っていますが現実は何も変わっていませんでした。 日本はいまだにテレビをはじめとするマスコミ主導の社会に過ぎず、民主主義とは形ばかりのものだったのです。 『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊 20240405  P123