しあわせみんな 三号店

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日本の原発は、「トイレのないマンション」であって、それを推し進めた政策に問題があった

日本の原発は、「トイレのないマンション」であって、それを推し進めた政策に問題があった 現在の日本には、核燃料廃棄物の最終的な貯蔵所が存在しない。使用済み核燃料が搬入されている青森県六ヶ所村の施設は、「高レベ ル放射性廃棄物中間処理施設」であって、「最終処理場」ではない。 このため、日本の原発は「トイレのないマンション」と言われている。 どこかの自治体が受け入れない限り、核燃料廃棄物に永久に行き場はないのだ。 そしてこの政策を推進したのは、長きにわたって政権運営を行っていた自民党だ。モラルを持った大人ならば、「原発を造ったものの、廃棄物貯蔵所は造らない」などという、見識のないことをすべきではなかった。日本はまさに「魂のない原発推進」を行ってしまった。「お上が決めた」という決定プロセスにも問題がある。 反被爆宣言』武田邦彦著 双葉社刊 2012年 より