しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

健康神話は嘘ばかり! 洗脳からの脱却を

健康神話は嘘ばかり! 洗脳からの脱却を とはいえ私たちは、多かれ少なかれ「健康的な食事をしよう」と心掛けているはずです。しかしそれはある種、固定観念に捉われて洗脳に近くなっていることを知っておく必要があります。 例えば、1日のうちに摂取しなければならないタンパク質の量は全カロリーの10%で、それが14~20%と増えると突然がんが多くなります。タンパク質の過剰摂取はがんをつく るのです。しかし厚生労働省もガイドで「良質なタンパク質を摂れ」と書いていますし、皆さんもなるべくたくさん摂ろうとしているでしょう。 乳製品もそうです。 1900年代には摂取最はおそらく10グラム以内でしたが、今では250グラムと25倍以上になりました。牛乳に含まれるカゼインをマウスに投与するとがんが増えますし、ホエイも同じ。乳製品を摂れば摂るほどがんが増えるのです。 ナッツ類に入っているアフラトキシンもそう。これは天然で存在する発がん物質の中で最も発がん性が強く、例えばラットなどにがんを作って抗がん剤の研究をするときによく使用されます。「ピ ーナッツやアーモンドは体にいい」とか「口寂しいときはナッツを食べましょう」などと言っているような人に、がんはやはり多いのです。このように一般的には「健康に良い」と考えられているものも、内容をよく吟味しなければなりません。 もちろん食品添加物はすべて排除したほうがよいものです。イギリスにはたったの21品目しかないのに、日本はその70倍以上の約1500種類あります。まさに 食品添加物王国です。その膨大な数の食品添加物の中で私が特に良くないと思っているのは、ハムやソーセ ージなどの加工肉に使われる発色剤「亜硝酸塩」です。これが胄酸と混ざるとニトロソアミンという猛烈な発がん性物質になるのです。体の中でニトロソアミンがたまる場所は、胃と直腸だけ。どちらも何時間もとどまる場所です。ですから朝食にベーコンやコンビニのフランクフルトを食べるといった人は要注意です。 『Renaisance Vol.13』ダイレクト出版 「食と病気と日本人 癌が増えた理由とは」 吉野敏明氏より R050615