しあわせみんな 三号店

日本人は太古の昔から「しあわせみんな」という素晴らしい知恵をもって生きてきました

「減塩」で免疫力が落ち、癌にかかりやすくなる

「減塩」で免疫力が落ち、癌にかかりやすくなる 「 減塩」で免疫力が落ち、ガンに罹りやすくなる このように、昔から塩は生きていくための最重要食品とされてきたし、文化の発展にも大いに寄与してきた。それなのに「寒い束北地方に住む 人々が体を温めるために、塩(カロリーはゼロだが体を温める作川がある)を多く摂ったことで高血圧に罹患する人が多かった」という 一点のみの理由から、全国民に減塩を強制してしまったことのつけは、実は甚大なのである。 日本人の脇の下の平均体温は、1957(昭和32)年には「36.9℃」もあったという。ところが今は「35.8~36.2℃」の人がほとんどで、中には「34℃台」の人もいるのだから驚く。ここまで体温が低くなってしまった嬰因の一つに、現代人の筋肉凪が減っていることが挙げられる。体温の40%は筋肉で作られるのに、現代は体を動かす機会が減り、昔に比べて筋肉を動かさなくなってしまった。もちろん、体温を高く保ってくれる塩分の摂取不足も大いに関係している。そして、休温が1℃低下すると免疫力が約30%落ちることや、ガン細胞は35.0℃の低体温で増殖し39.6℃の高温では死滅することもわかっている。 1975(昭和50年のガン死者数は約13万人で、当時は医師数も同様の約13万人だった。それから50年近くの間にガンの研究・治療は格段に進歩したし、医師数も約33万人へと増加したのに、2011年のガン死者数は約38万人だった。医師がガン細胞を切り取ったり、放射線で焼いたり、抗ガン剤で殺したりという対症療法に終始していることの他に、ガンに罹る人が著しく増加しているのだ。 『ルネサンス第13号』ダイレクト出版 石原結實(ゆうみ)氏