しあわせみんな 三号店

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『さよなら! 農薬&添加物』増尾清氏監修 2014年株式会社三才ブックス発行

本日より、『さよなら! 農薬&添加物』増尾清氏監修 2014年株式会社三才ブックス発行の書籍内容を鏡として、食品に付着したあるいは、含まれる農薬、添加物の実態と、それを如何にして、除去するかに関して、記述してまいります。鏡となる『さよなら! 農薬&添加物』は、コンパクトで見やすく、普段何気なく食事をしているその素材に潜む農薬や添加物の危険性を説明されると同時に、日常の調理や買い物するときに、ちょっとした工夫をすることで、食の安全を高める工夫が記されています。もちろん、完璧にそれらをブロックすることは、現在では不可能で、8割の安全、という言い方で、監修者である増尾清先生は仰っています。後は、自身の体の中にある免疫力を強くして、対抗することを述べておられます。 まさに、その通りで、現在周囲にあるすべての農薬や添加物をゼロにすることは、不可能です。しかしながら、この書に述べられているような、ちょっとした工夫が、食の安全を確保することにつながるので、日常の中で、それを生かす工夫が生活を豊かにして、結果的に健康で明るい人生となるのだと思います。 まずは、監修者である、増尾清(ますお きよし)氏の紹介を本書から書き出します。 大正14年生まれ。元東京都消費者センター試験研究室室長。食品問題研究家。食品の安全問題を研究して40年以上。現在も足しげくスーパーに通い、常に一般的で身近な食品の「いま」を調査し続けている。「農薬・添加物はわが家で落とせた」(青春出版社)「危ない食品たべてませんか」(三笠書房)、「家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法」「カンタンにできる! 加工食品の添加物から体を守る方法」(PHP研究所)など著書多数。 以下は『さよなら! 農薬&添加物』に記された、増尾清(ますお きよし)先生の「はじめに」です。この文章は、全文を掲載いたします。 はじめに 現在、食品添加物残留農薬をはじめとする有害物質、放射能汚染、中国産などの輸入食品問題、食品偽装問題など、残念ながら、もはや食の安全は自分で守る、つまり自己防衛しかないと痛感せざるを得ない時代となりました。 では、どのようにしてそれらの不安から我が身や家族を守ればよいのでしょうか? 私は次の4STEPSが肝心であると考えています。 1 選び方で防ぐ。 2 活性酸素を防ぐ。 3 下ごしらえで不安物質を取り除く。 4 免疫力を高める 。 なかでも3の下ごしらえが食の安全性を高める上で最も重要です。私は、我が家の小さな実験室で長年、多数の実験を行ってきました。その結果、昔ながらの下こしらえが食材の不安を最も解梢するという確証を得たのです。そして、それらの下 ごしらえの具体的方法を、分かりやすく、読みやすく、や さしくまとめたのが本書です。 この本で紹介している下こしらえはいずれも、ちょっとした手間で、大きな効果を得ることができます。「めんどくさい」と思う方もいるかもしれません。しかし、手 間をかける努力は必ず報われます。 近く日本はTPP(猿太平洋戦略的経済連携協定)に参加します。そうすると、食品の安全基禅の緩和など宜を取り巻く安全塚境は、一段と厳しさを増すことになり、自己防衛手段は必要不可欠となります。 本曹により、不安いっばいの食卓が安心な食卓に変わり、皆様の健康維持に少しでもお役に立てれば、80歳になった現在も元気で「食安全の生き証人」というニックネームをもつ私にとっても、これはどの喜びはありません。 2014年初夏 増尾清 『さよなら! 農薬&添加物』増尾清氏監修 2014年株式会社三才ブックス社刊